包括的・超音波バリ取り洗浄の特許申請済みのお知らせ
超音波バリ取りの特許は、1990年代から、当社技術顧問shibanoが、申請取得してきました。当初は、CFC-113の二重界面式キャビティーション強化システムつき超音波バリ取り洗浄機です。その後、エタノール、炭化水素系に続き、水の超音波バリ取り機の開発に移り、様々な周辺を含む特許申請を続けてきました、しかし、中国江蘇省蘇州市に会社を作り、中国の特許制度、中国の裁判制度の現実に衝撃を受け、この7年、全ての特許申請を停止して、ノウハウとして、蓄積することに方向を変更してきました。その後、中小零細企業が、中国の企業のコピーを止める手段が、無いことを痛切に実感し、逆に 公知の技術であっても中国で成立、逆訴訟される危険をも感じる事態となりました。現在、私の感知していない、写真、ビデオ、代理店証明書、リンクHPなど、中国には、多数存在します。止めることが出来ません。そこで、昨年末、超音波バリ取りに関するこの間の蓄積をもとに、超音波バリ取りの包括的特許を申請いたしました。もちろん、ノウハウは、見えません。お知らせいたします。お客様につきましては ご安心下さい。
技術を守り、さらに発展させ、超音波バリ取り洗浄技術を 世界に普及させたいと思います。by shibano
超音波発振器 20KHz 25KHz 40KHz ~±1KHz 同時多重波発振・基本周波Sweep型・外販開始
超音波発振器SIRIUS の 改良、開発を続けてきたブルー・スターR&Dは、2013年1月から 新型の 超音波発振器SIRIUS SuperMulti PowerSweepを 3機種、順次、発売いたします。この発振器は、従来の基本周波に多数の周波数を相乗させて、同時に発振させる広域同時多重波発振の機能を残したまま、基本周波を約±1KHz Sweepさせ、発振とキャビティーの強化安定を図るためのもので、世界初の試みです。
約半年間の 実験で,その性能と安定性を確認して この度の発売と致しました。
機種は,,①20KHz±1KHz~280KHz (600W~9600W)①25KHz±1KHz~275KHz (600W~9600W), ②40KHz±1KHz~320KHz (600W~4800W)
詳細は、本ホームページの超音波発振器専用を ご覧ください。
なお 本発振器は、対応する振動子と 同じく、洗浄装置を使用されている、お客様の他に 同業の超音波洗浄装置メーカーさんへ 積極的に お使いいただけるように 資料をそろえて販売していく予定です。
超音波バリ取り能力の向上と革新
超音波で発生するキャビティーションで、バリが取れる条件があると、お客様から連絡を受けてから、25年。その原因が、超音波で発生するキャビティーの形状変化による衝撃力の革新的強化にあることを発見してから20年。その後、発見した球状星雲型キャビティ(微小真空核群)の研究を続けて、その新しい超音波のキャビティーの応用洗浄技術を 形状、分布、移動方向等の異なる、従来のガス星雲型の超音波洗浄技術と、区分。新しく、真・超音波洗浄技術と称し、超音波の正しい効率的応用と その応用の一分野としての超音波バリ取り技術を 実用化、発展させてきました。
2012年に入り、バリ取り専用振動子を開発、実用化。対応する超音波振動板の強化安定に成功。連続高性能脱気技術の開発にも成功。そして 新しい超音波発振器SuperMulti-PowerSweep (25KHz~275KHz)の広域同時多重波発振の周波数スイープ(発売は、2013年1月)を実現。着々と 超音波キャビティーの強化に取り組んできました。
現在、非常に多くの種類の様々なバリ取りに 成功しています。超音波バリ取りは、精密加工、精密成型部品の なくてはならない、新しいバリ取り加工技術として、定着しようとしています。日々の実験の中で、超音波バリ取り技術が、世界に広がりつつあることを 実感している2012年の暮れです。
スマートフォン モールドフレームのバリ取り
スマートフォンは、最先端電子部品と 極精密加工品の集積です。パソコンなどの電子部品と同じように、ここでも 超音波バリ取り技術が 活躍しています。1部品、1日10~30万個もの生産量。例えば、モールドフレームのバリ取りだけで 100~300人のバリ取り要員を抱えている企業は、少なくありません。当社の超音波バリ取り装置は、それら、多数のバリ取り要員に代わ、り超音波でバリを取り、且つ精密洗浄を行い、不良原因を一掃します。人海戦術で バリを取る時代は 終わりました。超音波バリ取り洗浄の時代です。 このバリ取り洗浄を可能にしたのは、新型の新しく当社が、開発した1個150W60Φのバリ取り専用超音波振動素子です。ブルー・スターR&Dは、バリ取り専用超音波振動素子の開発にも 力を入れています。
ゴムの O-リングの超音波バリ取りの将来
超音波で ゴムのバリ取りは 大変難しく実用化は 出来ないと考えてきました。ゴムのバリ取り実験の事例は、大変少なく実績は、まだ、ありません。そこで、実験事例について、過去のデータを見直してみました。精査すると実験成功事例が いくつか見られます。同じO-リングのバリ取り事例に すばらしい成功事例が混じっています。超音波の振動は、1秒間に2万回以上。十分にゴムのバリ部の疲労破壊領域到達は、考えられます。実績重視、他社への納入事例重視の特別な業界であるとは、思いますが、バリ取りの成否は、ゴムバリの厚みが、鍵になっているようです。
近いうちに ゴムの超音波バリ取りの条件を ご報告できるように サンプルを集め 実験したいと思います。お待ち下さい。
強力超音波と 害虫駆除
自然界の微妙なバランスの中に、自然界には、存在しない強力な超音波を放射し、人間の生活の利便に役立てようとする試みには、今まで、一線を画して来た。それは、その応用実験に当たって、放射する生態環境への影響にあまりにも無関心である事が、多いからである。音波は、自然界に満ち満ちており、音と共に生物は 生きている。そこに、破壊的なエネルギーとしての 音を照射するのであるから、十分な配慮を必要とする。海、湖、川への応用研究は、音波遮断技術の確立が 大前提である。
当社は、それらの配慮を十分したうえで、強力超音波の自然界への応用技術を開発、実用化していきたいと思う。2013年度に 2,3商品化して発表したい。