万能 新・高速・脱気装置の開発成功
超音波洗浄の高効率、強化に 必要不可欠な連続脱気装置は、非引火性低沸点有機溶剤用、炭化水素用、水、純水用、水溶性界面活性剤用、酸、アルカリ用など 液体の種類によって、使い分けなければならない。システムも 使い分けてきた。従って、水用で購入したお客様へは、それ以外の液体を入れてはいけないと、指導する必要がある。
CFC-113の2重界面型脱気装置を世に出してから、夢は、全洗浄剤、溶剤に使える、高速脱気装置の開発である。使い安く、安価な、メンテナンスフリーの脱気装置である。
ブルー・スターR&Dは、今年6月、この夢の脱気装置を完成、2015年12月の洗浄総合展と同時併設の神奈川県ブースで 超音波バリ取り装置とともに 出展公開する。
超音波洗浄の新時代が始まる。強力、高速超音波洗浄が、すべての分野で 成立する。
特許出願済み、by shibano
PEEK材 リテーナーのバリ取り
SUSのミニュチュアベアリングのリテーナーのバリ取りと研磨が 超音波バリ取り洗浄装置で 出来るようになったことは 以前報告させていただいた通りです。
PEEK材のリテーナーについては、超音波バリ取りは、困難と考えていましたが、最近、カゴの工夫などにより、除去されることが、わかってきました。SUSに続いて、PEEK材もクリアできることになりました。非常に大きなことだと考えております。実験を受け付けておりますので ぜひ、ご連絡ください。
ばね(スプリング)の端面のバリ取り
精密ばねの端面(切断面)には、バリができます。その多くは、バレル研磨工程で除去されています。しかし、ばねが より繊細になり、端面のバリの除去状況に完璧さを求められてくると、バレル研磨には 限界があります。コーナーをこするだけでは、十分な除去ができないのです。また、バレル粉、絡み付いて入り込んだ石をとらなくてはなりません。これも容易ではなく、後工程で精密洗浄と排水処理が必要です。
超音波バリ取り技術は、この問題を すべて解決します。強力な超音波のキャビティーの正負の衝撃力で、端面のバリを除去、洗浄します。使うのは、水。洗浄が同時に行えますから、バレル研磨と異なり、後工程の洗浄装置も不要になり、水だけですから、排水処理も不要です。
精密ばね(スプリング)のバリ取りは、超音波バリ取り洗浄に お任せください。
ナイロン精密成型品 インサート部のバリ取り 新技術 ご報告
PPSについで ナイロン系の精密成型品のバリ取り依頼が 増加しています。その中で SUS板などに ナイロンが密着している場合には、ほとんど超音波で バリをとることができませんでした。そこで当社は、水に対ナイロン用の添加剤を加えて、ナイロンの薄膜状のバリを少し浮かせて 超音波で除去する技術を開発し、バリ取りに成功いたしました。人件費を削減し 品質を安定させるためのに 超音波バリ取り技術の新しい方法を これからも開発していきます。
内部洗浄専用 長尺超音波ホーン 20KHz 2000W
ピストンなどの内部洗浄専門に 20KHz 2000W ホーン全長有効500mmの 超音波を開発、実用化しました。さっそく実験に使用しています。この超音波は、20KHz2000Wの超音波振動を ホーンに伝達、垂直方向の振動を 50φのホーンに ソロバン玉状の加工をすることにより、直角方向に音波を 放射するもので、内部洗浄専用のホーンです。
この加工形状を変化させることで、医薬品の微粉化や、有機合成にも 利用することができます。
超音波出力密度 100W/cm2 の 超音波バリ取り実験開始のお知らせ
2015年2月中旬より、周波数20KHz、2000W、超音波照射部径16φ、チタン製;実効超音波出力密度 推定100W/cm2 以上の 超音波を使った バリ取り実験を開始いたします。従来の超音波バリ取り出力密度の最低50倍です。内径の交差穴のバリ除去や、エンジンヘッドの一部の高速バリ取りとか、集中的に 超音波を照射する使用方法になります。ブルースターR&Dの新しい超音波バリ取りツールです。順次、画像、動画を公開していきますので ご期待ください。