精密プレス板金部品の超音波バリ取り洗浄について
一般に 精密小物の板金部品のバリ取りは、世界中、大部分バレル研磨で行根われている。これは、比較的重労働で、かつ、作業環境が、良いとは言えない、ガラガラと 研磨用の石と一緒にプレス、板金部品をを30分程度回転させて、取り出し、研磨用の石と分離して 洗浄する。そして乾燥。なかなか、これらの作業をする人を確保することは難しい。
そして この作業が、精密プレス板金の品質を支えている。
水のみを使った、六角カゴ回転式の超音波バリ取り洗浄乾燥装置は、それらの労働から、お客様を開放する。かごの中に、1000~25000個プレス板金部品を入れて、コンベアーにセットするだけ。回転しながら超音波バリ取り洗浄を自動的に行う。そして、併せて、バレル研磨と同等以上の表面研磨も行う。そして 乾燥して出てくる。(VEGA-DBRの場合)重労働からの解放だけでなく、工程の大幅な削減と品質の安定につながる。
これから、様々な加工品の世界で、バレル研磨から、超音波バリ取りへの切り替え検証が 進むことを期待している。
(2015.11.11)