強力超音波微粉化装置 例2 汚泥粉砕 排水処理への応用
以前、ダイオキシンの超音波分解に挑戦した事がある。その時は、効果が判然としなかった。ダイオキシンの性格上、管理、分析が きわめて厳しく、実験方法が
制限されることが、問題であった。
今回、より強力なホーン型超音波で 汚泥を 微細化して、オゾンO3(3は、小さく書きます)による分解反応孤立を上げると言う作業でした。有機化合物の超音波分解、無害化という事では ありませんが、微粉化して、反応速度、反応効率を上げるという事は、新しい(一部で 行われた居たのかもしれませんが)超音波の応用例だと 思います。
強力超音波微粉化装置 例1 ナノカーボンの製造
ホーン型の超音波振動子を改良し、流体中で、効率よく大きなキャビティー(微小真空核群)を発生させることができるようになってきた。20KHz 2000Wの 超音波を組み合わせ、対象物をキャビティーの力で 粉砕、微粉化を進める。ナノカーボン生成に効果ありと言う結果に基づき、大型超音波微粉化装置が 稼働。超音波の応用が 広がっている。
炭化水素系・超音波バリ取り洗浄装置 実験室に登場!
当社は 水・炭化水素系溶剤・その他の溶剤などを使った 超音波バリ取り装置を製造販売していますが、実験室には、水の超音波バリ取り装置各種を設置しているだけでした。非常にさびやすい鋳物系のバリ取り依頼なども増えてきたので、この度、実験室に、新しく、炭化水素系溶剤の超音波バリ取り装置を設備いたしました。当面は 強力超音波洗浄、超音波微小バリ取り洗浄機として使い、近いうちに本格的な超音波バリ取り装置に改造します。
超音波・砥粒研磨・砥粒バリ取り装置の実用化が進む。
7月初めに 超音波砥粒研磨、バリ取り装置を 初めて アメリカに出荷いたしました。この4年間の、超音波+砥粒の組み合わせ実験は 試行錯誤を繰り返してきましたが、目的に合わせた使用技術を開発、実用化技術を はぐくんできました。砥粒の種類は多く、まだまだ、これからと言う状況ではありますが、超音波+砥粒の組み合わせによる、超音波研磨、バリ取り技術は ゆっくり、しかし、確実に 実績を積み重ねています。
新・小型・高速脱気装置付き超音波槽 10月公開!
小型・高速・脱気装置の開発に成功致しました。特許申請中。10月の 東京ビックサイト、及び幕張の展示会で、公開いたします。卓上型の従来の誤解だらけの超音波洗浄機の常識を覆す、真超音波洗浄器を 展示実演します。脱気装置は 小型化が 大変難しく、今迄 卓上型には、付属できませんでした。当社は 小型脱気装置の開発を続けてきましたが、この度、新技術の開発に成功、商品化を進めています。10月の展示会をご期待ください。
新・超音波振動板 管理方法
超音波バリ取り装置が、日本、アジア各国の他に EU,アメリカにも 納入されるようになってきました。超音波の振動板の大きさは 年々大きく高出力になり、現在では 6000Wも珍しくありません。
バリ取りの場合は、洗浄用以上に 超音波振動板の管理は、重要です。従来は、音圧計を超音波槽に浸けて 音圧の管理をする方法でしたが、超音波密度が あがり、反射が大きくなってくると、音圧管理だけでは、正確な振動板の管理が難しくなってきました。そのため、当社は、振動板の正確な振幅管理方法を研究してきましたが、この度 正確な振動板の審査のできる新しい管理方法を開発いたしました。特許申請中です。
10月の東京ビックサイト、及び幕張の展示会で 新・超音波振動板診断計測方法を公開予定です。