熱硬化性樹脂のバリ取り フェノール樹脂
PPSに代表される高機能プラスチックのバリ取り洗浄は、当社の得意とする分野になり、PEEK材も含めて、多くのお客様の納入し、喜んでいただいている。
しかし、熱硬化性樹脂のバリ取りに関しては、まだ 良い結果を出すことができないでいた。しかし、2020年の6月の超音波振動素子の内製化に伴い、振動素子の品質が大きく向上し、超音波の性能も大きく改善した。結果、今まで 無理と考えてきた材質のバリ取りに 次々と成功している。
今回 熱硬化性樹脂の代表例である、フェノール樹脂の超音波バリ取り洗浄に成功。ショットブラスト+洗浄の工程を超音波バリ取り洗浄で 代替できる、自動化が可能である。今まで、熱硬化性樹脂に関しては、実験について辞退する事すらあったが、これからは積極的に 実験受付を 進めていきたい。
超音波振動板 診断事業の開始予告
お客さまへ
お客さまは、今使用されている超音波洗浄機の超音波が 正常であるか、或いは寿命が、近づいているのか、又は 破壊が進行しているのか、把握しておられるでしょうか。
ブルー・スター R&Dは、超音波洗浄機で、使用されている超音波振動板の 診断事業を10月以降 開始する予定です。超音波槽の槽形状を含む超音波洗浄設計の良否の診断。超音波槽内の音圧分布の診断に始まり、超音波振動板(超音波振動素子)のインピーダンス、発振電圧、発振波形、各種パルスなど等の調査診断を行います。
新型コロナの感染拡大状況如何では、当社から計測器類を送らせていただき、Zoom等でご指導させていただきながら、ご自身で データ収集。そのデータを当社責任者がが見て、診断いたします。
超音波洗浄機、現状を正確につかんでいなくては、 品質管理に役立ちません。
正式な発表をお待ちください。
新型コロナ対策用 汎用・超強力・超音波洗浄槽
汎用の超小型真空脱気装置の開発に成功しました。
この汎用小型脱気装置と組み合わせた基本周波40KHz 同時相乗波80~240KHzの超音波洗浄槽を 5月から 発売いたします。超音波出力は、600W,1200W。
超音波で発生するキャビティの直径は、3~4mmΦ 一般のの40KHzの超音波洗浄機のキャビティ直径0.5mm未満に対し 体積移動量は、200倍以上になります。洗浄力(物理的異物移動エネルギー)は、10倍以上と言っても、言い過ぎでないキャビティ形状です。
あらゆる場面で ウイルス除去に役立つ 超強力な高級超音波洗浄槽です。
まずは お知らせまで。
可動スクロール、固定スクロールのバリ取り洗浄
スクロールコンプレッサーは、一対のうず巻き形をした固定スクロールと可動スクロールとで構成されている。
シャフトの回転により、2つのスクロールで仕切られる空間の容積が変化し、冷媒を吸入・圧縮をする。それぞれの先端には 同じ渦巻き状のチップシールが埋め込まれ、シール性を高めている。
当社の新たに開発された、高振幅の強力な量音波は、固定スクロール、可動セクロールのバリを 短時間に除去し、洗浄することができる。トランスミッション関係部品、エンジンブロック、エンジンヘッドなどと、同じように、様々なバリ取り手段に変わり、超音波バリ取りが 国内外で使用されるように なってきている。
金属3D成型 内部微粉末の強力超音波による完全除去
金属3D精密成型の技術の発展は 目をみはるばかりで より精密に、より複雑に、より小型に、どんどん進化を続けているように思います。その時 相対的に重要になるのが、内部に取り残された金属微粉です。これを除去しないと製品は完成しません。
ブルー・スター R&Dは この内部にある金属微粉を完全に洗浄除去します。当社のバリをも除去することができる強力な超音波は、金属3D成型品の外部から照射すると 内部に充分も透過、内部流路などに 残っている金属微粉を洗浄します。
お困りのお客様は ぜひ、当社にお声をおかけください。
実験でご確認できます。
CPUソケット ICソケットの バリ取り
超音波バリ取り技術が、自動車部品への導入に始まり、製造業各分野に急速に広がっている。
半導体、電子部品においては、CPUソケット、ICソケットの無数の微小孔のバリ取りに 活躍を始めている。
使用する液体は、水(純水)で良いので、同時に精密洗浄も可能で、この分野のバリ取りに 強く期待されている。