MTフェルールの超音波バリ取り洗浄
国内外で データセンターが、続々と建設されている。データセンターとは、[サーバやネットワーク機器などを保管するため特別に作られた施設のこと。 内部にはサーバやネットワーク機器を収納するラックやスペースが設けられ、これらを動かすための大容量電源装置、冷却・空調設備、外部と接続するための高速回線などが整備されている。]ここでは、光ファイバーが無数に、張り巡らされており、その、接続には、MTフェルールが 使用される。
MT(Mechanically Transferrable)フェルールとは、光ファイバー同士を機械的に繋げる光コネクタと呼ばれるコネクタのキー部品で、高機能プラスチックPPS製;形状は、(長さ)8.0mm x (幅)6.4 mm x (高さ)2.5mm の樹脂(プラスチック)成形部品、その部品の端面には、光ファイバーが入るファイバー孔(クラッド系125µm)が、12個、24個と開いている。
PPS精密成型品であるMTフェルールは、バリも各所に発生し、ファイバー孔周囲にも、バリが発生し、これらのバリを除去し、再付着しないように洗浄除去する必要がある。
ブルースターR&Dの超音波バリ取り装置PERION-DB-25-4800は、ほとんど全てのMTフェルール製造メーカーさんに納入され、バリ取りと洗浄に活躍している。バリ取り実験も 随時受付中。
乾燥機を標準化。超音波バリ取り洗浄機と、セット販売開始
ブルースターR&Dは、超音波バリ取り装置PERION-DBシリーズのバリ取り洗浄後の乾燥機を 標準化。PERION-DB-DRYシリーズとして、2025年5月より 発売する。今までは、水でバリ取り洗浄した後、納入先のお客様が、乾燥機を準備してきたが、その準備に手間取り、省力化の遅れが 問題になる事があった。
そこで、当社は、PERION-DB-20,25-1200,2400,3600,4800,6000に対応する乾燥機PERION-DB-DRY-1200,2400,3600,4800,6000
の5機種を標準化し、発売することにした。上下から、エアーブローノズルが、ブローして 水を飛ばし、同時に 熱風がブローされ、乾燥する。ブローノズルは、水平に移動し、往復運動しながら エアーブロー、熱風乾燥をする。その位置は、自由にプラグラム出来、自在に決定できる。汎用の 乾燥機である。
リードフレームの超音波バリ取り~モールド後の超音波バリ取り洗浄
半導体デバイスに使用されるリードフレームの種類は、多種多様で、どの方法も バリに無縁ではありません。
キャビティーに溶けたエポキシ樹脂を流し込むモールド工程、後のダイシング工程でも バリが発生します。
当社は、半導体の後工程の様々な分野で 安全に超音波でバリを取り洗浄する技術があります。
LINE工程での、バリ取り洗浄、リールtoリール、カセットtoカセットでのバリ取り洗浄。
真・超音波洗浄技術は、半導体の後工程でも 活躍します。
リビルト品の再生・強力超音波洗浄機のご紹介
人件費・大幅削減!
リビルト品の再生・強力超音波洗浄機のご紹介
廃車となった車から利用可能な部分を取り出して再利用する部品のことを「リビルト品」といいます。消耗部品を交換したり、使えるかどうかの点検がされて、検査基準を突破したものをリビルト品と呼ぶので、ほぼ新品に近い状態の部品になります。
その為には、取り出した利用可能部品を きれいに洗浄しなければなりません。しかし、長年使いこんだ機器の汚れは、一般の超音波洗浄機では、ほとんど除去できません。結局、多くのリビルト製品メーカーが、人の手で、苦労して洗浄しているのが、実態です。
リビルト製品の生産販売の大きな障害が、この洗浄にあります。
ブルースターR&Dの世界オンリーワンの超音波バリ取り技術は、中古部品の洗浄にも驚異的な洗浄力を発揮します。短時間に新品同様にきれいに洗浄できます。当社の洗浄機は、大幅な人件費削減、競争力強化に貢献します。
対象となる部品は、
エアードライヤー、ブレーキチャンバー、EGRクーラー、エキスパンダー、ブレーキライニング、ディスクパット。クラッチ部品ラジエーター・ヒーターコア、等など
大幅な人件費削減を実現しましょう。
実験を受け付けています。
金属フィルターの強力洗浄
ブルースターR&Dは、各種金属フィルター(デスクフィルター、プリーツフィルター、キャンドルフィルター等など)の 洗浄機を製造販売しています。手動機から、カセット to カセットの 全自動機も納入しています。
基本的洗浄工程は、次の通りです。
定位置に セット。デスクフィルターは、1個から数個同時。プリーツ、キャンドルフィルターは、5~20本同時セット。
特に繊細なフィルターは、真空前処理工程で フィルター内部の空気を全て除去してから、超音波洗浄工程に入ります。
キャビティーション強化システム付き超音波洗浄~上下揺動、回転~正洗~逆洗~同時多重波超音波洗浄。
洗浄終了後 取り出し。自動機の場合は、カセットへ戻す。
なお フィルターの線径が 3µm以下の場合は、超音波の周波数を切り替える機能付きのフィルター洗浄機もあります。
随時、実験を受け付けております。必要に応じて 請負洗浄も行っております。
スクリーンマスクの洗浄技術
超音波で、4~5mm角程度の様々なセラミックスチップを 一斉に基板からの剥離する。そして、それを集めた、1万個程度のチップを同時に、バリ取り、研磨、洗浄、乾燥する。このような実験依頼が、このところ続いていた。そこへ、スクリーンマスクの洗浄依頼が、あり、それらの関連を考えながら、洗浄実験を行った。
微細チップ部品内の電極の多くは、スクリーン印刷で形成される。わずか十数µ程度の配線も スクリーン印刷で可能になるとされる。となれば、スクリーンマスクの洗浄技術も 電子部品の製造技術の進歩に 対応していかなければならない。
当社の超音波洗浄技術は、次代のスクリーンマスクの洗浄を可能にする。1日程度 塗布後、放置され固まったペースト付きスクリーンマスクも 1分で洗浄できる。
強力洗浄が出来るだけではなく、超音波出力の強弱、超音波で発生する球状星雲型の大きさの大小、発生数、消滅の速度の制御等など、洗浄力を 非常に幅広く制御できる。
スクリーンマスクの洗浄技術にも注目して欲しいと思う。

