14か国語のHPを サイトアップしました
ブルー・スター R&Dは、2022年5月16日現在 超音波バリ取り洗浄機を 海外13か国に納入させて頂いております。バリ取りの引き合いが寄せられる国は、世界中に広がっており、それに対応するために、主要言語14か国語で、新しいホームページを立ち上げ、公開いたしました。
英語の他、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、トルコ語、アラビア語、ジャワ(インドネシア語)、タイ語、ベトナム語、中国語、韓国語、ロシア語、日本語です。
出来るだけ、簡潔に わかりやすく作りましたので、各国のお客様に ご紹介いただければ幸いです。
多言語HP ⇒ https://blue-impact.biz/
真空遮音材 実用化へ
バリ取り用の強力超音波は、直径最大10mmΦにもなる球状星雲型キャビティ(微小真空核群)を無数に発生させます。この時、一種の雷放電のようなバチバチと 音が出ます。この音を装置内で 遮断し、作業環境に漏れないように、30年前から真空遮音材を自社制作してきました。ただ 重くコストもかかり、実用化には、とうてい無理でした。
今年、捨てられる木片を利用して、真空遮音材を作ることができないか、検討を始めました。軽くて、組み立てやすく、間伐材の利用にもなります。木は、乾燥していれば 超音波をあまり伝えません。このような発想の中から ブルー・スターR&Dは、超軽量の真空遮音材の実用化に成功。実験室の超音波バリ取り装置に取り付けて、予想以上の効果を確認できました。
2022年6月の 東京ビックサイトで行われる、ものつくりワールド(機械要素技術展)に出展する機械に真空遮音材を取り付けて 実演いたします。
ブルー・スターR&Dは、超音波バリ取り洗浄装置の周辺技術の開発にも 力を入れていきます。
超小型・直径83mmの超音波バリ取り槽 登場へ
2022年6月末 東京ビックサイトで開催される機械要素展に ファナックの協働ロボットと対で、超小型・直径83mmの超音波バリ取りユニットを出展し実演します。強力な新開発のHDB超音波振動板を採用。機械と機械の間に 協働ロボットとコラボしてバリ取り洗浄のLINE化の時代の魁(さきがけ)を ご覧いただきます。
2022年は、手のひらサイズの超音波バリ取り洗浄ユニットの時代の幕開けです。
最強の超音波:HDB-20-6000 実験室に登場!
従来 当社内で最も強力な超音波は、DB-20 シリーズです。当社の最新音圧計で、音圧20~22です。
今週月曜日に 実験室に設置したのは、DB-20 シリーズの改良版のHDB-20 シリーズで1200W,2400W,3600W,4800W,6000Wが標準です。
その6000Wの超音波振動板を装着したバリ取り洗浄機は、PERION-HDB-20-6000になります。音圧は、27~30に達し、当社最強の超音波バリ取り機になります。
本日3月16日から 最強の超音波バリ取り洗浄機の6000Wを 実験室で 使用開始しました。従来タイプで わずかの良品レベルに達していない製品に 再挑戦していきます。
同型機を中部実験センター(岡崎市)で、4月から 公開実演開始です。
ご期待ください。
14か国語のホームページと情報収集
現在、多国語のホームページを製作中です。
来月、4月末には完成予定。
直接、この技術情報サイトとは、関係ありませんが、南米、中近東、バルト海諸国など等からも、バリ取りの依頼が継続的に、来ている事に対応するものですが、実験依頼は、技術情報も、必ず付いてくるものなので、ここにお知らせしておくことにしました。
ロシア語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、トルコ語、アラビア語、インドネシア語、(タイ語)ベトナム語、中国語、韓国語、英語、日本語。(タイ語は、タイのFACT-LINKサイト)14か国語です。
世界中の引き合いに対応します。
バリ取り実験室も国内外で、今期、6か所に なりますが、来期、新型コロナの感染状況を見て、増設を続けます。技術情報のネットワークを作っていきます。
脱気用中空糸モジュールの再生試験開始
水・純水仕様の超音波バリ取り洗浄装置において、脱気用中空糸モジュールは 最重要機器で、決してコストが低いとは言えない。カートリッジフィルターをつけて、目詰まり防止対策は、必ず行っているが、フィルターの補足効率は、もちろん100%ではなく コンタミ、超音波でさらに粉砕された切粉、バリが、中空糸を目詰まりさせていく。
通常は、逆洗で、目詰まりを緩和させるのだが、詰まりがひどく、交換を迫られる中空糸が 見られる。現在は、中空糸を使用せず、目詰まりを発生させない超音波真空脱気システムBlueImpactが実用化されており、中空糸のみに頼る必要はない。ただ、超音波真空脱気システムBlueImpactは、中空糸に比較して、大きく、場所を取り 機構も複雑である。中空糸は 非常に使いやすい。
それ故、中空糸脱気モジュールは、これからも 使い続けていく。
従って、再生技術の確立は 非常に重要になってくる。
以上の観点から、当社は 再生技術について、開発実験を進めてきた。
プラスチック微粉については、今の時点では、逆洗以外、方法がない。ただ、一部の金属部品の微粉による目詰まりに、ついては、再生実験に成功し、新品同様の 性能を発揮させることに成功した事例が出ている。中空糸モジュールについては、逆洗で うまく再生循環が進まない場合、ぜひ、当社技術に 声をかけていただきたい。再生できるかどうか、検討させていただく。
[追記]
現在、上記とは別に、超小型・洗浄用・脱気装置の開発を続けています。