超音波発振器のメンテナンス
発振器の性能は、確保されていますか。洗浄力は、安定していますか。 内部清掃は、していますか? メンテナンスは、真・超音波洗浄技術の Blue Star R&D へ!
超音波発振器は電子機器です
[設置場所]
高圧回路を含む電子機器ですので、まず置く場所を検討してください。
多少発熱するためファンで外気を取り入れ、半導体素子の付いているフィンを冷却し、熱を発振器の外に放出しています。
当社の場合は、発振器の底面から空気を取り入れ、背面のファンで排気しています。
従って、埃の多い場所、湿気の多い場所、油煙の有る所に発振器を置く場合は、その対策が必要です。
引火源の近くに設置する場合もご相談ください。
また東南アジアのように、超音波設置場所に蚊など動物が入り込む恐れのあるところは、事前にご相談ください。
クリーンルームに設置するときも事前にご相談ください。最適な解決方法を提案いたします。
[日常点検]
十分検査されて出荷されておりますが、それでも設置場所などの原因で故障する場合が有ります。
発振器の発振状態は、LEDで600W毎に表示されています。
表示は、緑、黄色、赤の三色です。通常は、緑、黄色のレベル内でお使いいただきます。[詳細は仕様書を参照してください。]
ご使用前にLEDのレベルを確認してください。ボリュームを調整しても、あるいはマスターの発振器の周波数調整(小さなマイナスドライバーを使用)して、緑、黄色の範囲内で全てのLEDがほぼ同じレベルになっているのを確認してください(これは各機種ごとに指定された液管理の条件下で行ってください)。
*この検査で異常が有った場合は、速やかにメーカーの担当者へご連絡ください。発振器のトラブルの大半は、設置環境から来るものです。
[定期点検]
年に一回は発振器内部の定期点検をお勧めします。
きれいと考えている作業場でも、1年間の汚れで発振器内部やフィンなどが大変汚れていることが多いのです。
その場合はメーカーの担当者へ連絡を取り、メーカーとの契約に基づく定期点検時に、発振器内部の清掃もされる事をおすすめします。
[発振器の交換]
発振器は、基本的に容易に交換できるようにユニット化してあります。
交換はお客様でも容易に出来ます。ただし交換されるときはご相談ください。
- 超音波発振器 SIRIUS
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