トランスミッションケースの超音波バリ取り洗浄
様々な、トランスミッションケース、クラッチハウジングを見ていると これほど超音波バリ取り洗浄に 最適なワークはないのではないかと 考えてしまう。非常に複雑な形状をしていて、汚れもバリも 一見取りにくそうに見える。高圧洗浄や、ブラシ、ショットブラストでは、この複雑形状、全てに 安定してアタックすることは、難しいと思われる。
当社の超音波は これらの複雑形状の薄い均質なアルミを容易に通過し、裏表、様々な場所に 直径10mmにも及ぶ巨大なキャビティ(微小真空核群)を発生させて、その生成と消滅時の 正と負の衝撃波で バリ取り洗浄を行う。従来のエンジンブロック、ヘッドと異なり、薄肉なので 超音波が透過しやすく、より、超音波バリ取りに向いているように思われる。
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(2019.04.04)