超音波エッチング装置
エッチングの世界に 真・超音波洗浄技術を
超音波エッチングは、何故失敗するのか!
それは、誤った超音波の利用方法にあります。ぜひ、誤解だらけの超音波技術を排し、真・超音波エッチング技術の導入を進めましょう。 より精密に、より均一に、より早く、より低濃度、低温で。
真・超音波エッチング技術は、新しい化学と超音波の融合です。
ブルー・スターR&Dは、各種の超音波エッチング装置を 製造販売しています。
手動機は、PERION-Etcシリーズ、自動機は、VEGA-Etcシリーズです。
超音波エッチングの失敗例は、無数にあります。
その理由は、エッチング剤に超音波を照射して、発生させているキャビティの形状と性質にあります。
通常のエッチング液、各種酸類、混酸類は、当社の独自技術、超音波キャビティーション強化技術を利用しないと、どのような超音波を照射しても、ガス星雲型のキャビティしか、発生しません。
このキャビティーの特徴は、大きなムラがあること。
反応性生成物を 掴みとる(負の衝撃波)力も、弱く、また、キャビティーの移動距離も小さいのが、理由です。
従って、その対策なしで超音波エッチングの試験を行うと、かろうじてビーカー実験で合格しても、実機では、期待を大きく裏切り、ひどいエッチング不良と深いムラが発生して 失敗に終わります。
多くの企業で、超音波エッチングは、ダメだと 烙印を押されていることを 知っています。
しかし、それは、超音波エッチングが 悪いのではなく、超音波の利用の仕方が 悪いのです。
超音波エッチング成功の基本的必要条件は、超音波で発生するキャビティーを 球状星雲型のキャビティ(微小真空核群)に することです。
ガス星雲型と 球状星雲型のキャビティーの違いは、当社の YouTube技術動画サイト でご確認ください。
超音波超硬エッチングの事例は 技術情報サイト へ掲載しました。
正しい超音波エッチングの素晴らしさは、明らかです。
- 濃度を 低く抑えることができる。→作業環境の改善、品質の安定
- 温度を 下げて 利用できる。→作業環境の改善、品質の安定
- エッチング品質が 大幅に向上する → エッチングの均一化が 大きく向上する
- エッチング速度が、桁違い(10倍以上も よくある)に 早くなる → 処理量が、大幅に 増加する。
超音波の球状キャビティーは、反応生成物をキャビティー内部に 1秒間5万回以上の発生消滅の繰り返しで 取り込み秒速50~100mで、移動します。
どのような反応促進手段も この速度に 匹敵する手段は、ありません。
正しい超音波の理解が 必要では ありますが、化学反応の促進に ぜひとも 超音波をもっと利用していただきたいと思います。
検討される場合は、ぜひ、当社に お問い合わせください。