精密 セラミックス成型部品のバリ取り洗浄
セラミックス部品のバリ取り依頼が 徐々に増えてきています。5~50μmの成型時にできるバリを除去してほしいという依頼です。最近は、単純形状ではなく、非常に複雑な形状をしているので、超音波バリ取りをする場合は、置き方に注意することも必要になります。
実験では、バリは ほとんどきれいに除去されており、砥粒など使用せず、水と超音波だけで除去できるので、管理も大変容易です。時間は、5~20分で、機種、対象製品の大きさによりますが、50~1000個くらいは、同時処理に問題ないので、工数も大幅に削減可能です。セラミックス成型バリの除去については、超音波バリ取りを一度是非、お試しください。
ジルコニア 単芯フェルールの洗浄について
真空前処理型の六角・回転・カゴ方式で、フェルールの精密洗浄を行います。全自動MARS-EH-MR-14,15です。中国の光市場の拡大に対応して 中国市場向けに販売いたします。納入前の全自動フェルール洗浄装置のビデオを近日中に公開します。
ターボチャージャー関係 超音波鋳砂除去技術
ターボチャージャーのアルミ鋳物部品では、鋳砂の除去も重要な課題になっている。当社は、特に除去しにくい部位に センサーを挿入し、超音波音圧が 特にその部位で 最高になるように 調節できる技術を開発 実用化に役立てている。ターボに限らず、エンジンブロック、エンジンヘッド、オイルパンなど、外からは 見えにくい部位の鋳砂除去も 確実に効率的に行いたい。そのために、最初に内視鏡型の細長いひも状の音圧センサーを開発実用化、条件出しに役立てている。
除去しにくい、見えない部位の奥の鋳砂除去は、ぜひ、当社に ご相談ください。
マニホールドなど 交差穴のバリ取り洗浄
バリ取りについて いたるところで 課題になるのは、交差穴のバリ取りである。その代表例が、アルミ、マニホールドの交差穴のバリ取りで、最近、お客様の加工技術が上がり根元の厚さも以前より 薄くなったのか、よくバリがとれるようになってきた。また、SUS、SCなどの材質で、3~5φ 長さ5~10mmの精密加工品の1~2φの内径に0.5mmφ程度の交差穴が開いている、その部分の交差バリも条件をそろえることによって 除去できるようになってきた。
交差穴のバリ取りは 条件がすべて違うので、ここに実験で 除去条件を決めていく必要があるのだが、徐々に 超音波バリ取りの技術的対応力の開発で、解決しつつあるように思う。
MTフェルールの超音波バリ取り洗浄
MTフェルールの市場は、現在 中国が、最も大きく、バリ取り装置の依頼も 中国がらみが主体になっている。MTフェルールは、微細孔の入り口のバリと、のぞき窓のような小さな四角いくぼみの中の山の部分のバリの除去が中心になる。当社は、以前から、MTフェルールのバリ取り洗浄機として、真空前処理型の超音波バリ取り洗浄装置を納入している。推奨機種は、MARS-DB-1200。製造体制も整ってきたので、これから増えてくると思われる中国からの引き合いにも対応できると考えている。
PPS 配管材 継手の超音波バリ取り
配管材 エルボ、チーズ、そして特殊形状、様々な形状の配管継ぎ手の成型バリの除去が、超音波バリ取りで 可能になり、納入実績が 増えてきている。ほかの成型品に比べて、バリは、少し厚めだが、形状は、比較的単純なので、少し時間がかかるが 除去できる。対象機種は、量産の処理スピードに合わせるためPERION-DB-4800~6000(カゴ形状 巾600mmx奥行400mm以上)が、おすすめ機種である。