世界初!5mmのアルミ板に 穴をあける超音波開発
ブルー・スター R&Dは、超音波で発生するキャビティ(微小真空核群)の衝撃力を 超音波の出力や、出力密度を変えることなく、強化する方法を開発、2024年度4月には、新商品として 販売するための準備に入った。1mmのアルミ板、3mmのアルミ板は、もちろん、5mmmのアルミ板も 穴をあける事ことが出来る、最強の超音波である。
重要な事は、目的に合わせて、キャビティ―の衝撃力の最大値をコントロールできる事である。
商品名 BlueShock シリーズ
特許申請中。
熱処理後の超音波・バリ取り・研磨・酸化被膜除去
炭素鋼の熱処理後に 対象物を 六角回転かごに 約3分の一まで入れて、回転しながら超音波・バリ取り研磨をする。これだけなら、今までの当社の超音波バレル研磨と同じであるが、水に アルカリ性の酸化被膜除去剤を入れて 使用する。これにより、より早く、より均一に、より低濃度で、より室温に近いレベルで、酸化被膜の除去が出来る。超音波選択的エッチングと同等の超音波技術である。
順次、実験も受けつけて行きます。
by shibano
極限への挑戦!
超音波で発生する球状キャビティ(微小真空核群)の 密度と大きさを 現在迄培ってきた技術を結集し、極限を大きさを目指そうと 現在開発を進めています。
超音波密度は、今までの超音波バリ取りの145W/ℓ でしたが、現在、750W/ℓ~1500W/ℓの超音波密度の装置を開発中で 局部的には、3000W/ℓの超音波密度も実現します。
この目的は、瞬間的バリ取り、瞬間洗浄の実現だけではなく、有機化合物、無機物の分解、合成、反応促進、分散、殺菌など等 超音波キャビティーの新しい応用分野~超音波反応促進塔~を切り開こうとするものです。
順次結果を公表していきますので よろしくお願い申し上げます。
グラビアシリンダーの 真・超音波洗浄
各種グラビアシリンダーについて 手動機から ワンサイクル自動機、全自動機まで 様々な超音波洗浄機・乾燥機を納入してきた。グラビアシリンダーについては、超音波で発生する球状キャビティーの形状は、直径3~5mmΦくらいが適当であると思う。強すぎるのは良くない。シリンダーについては、シャフト付き、シャフト無しともゆっくり回転させながら 無数の球状キャビティーで洗浄する。もちろん、シリンダ長の変化には、手動、自動で対応する。
フィルターの再生洗浄 と 真・超音波洗浄
ディスクフィルター、プリーツフィルターなどの再生洗浄は、キャビティ―の形状は 球状星雲型キャビティを利用し、その直径は、3~5mmφくらいが ちょうど適している。バリ取り用の7~10mmφの球状星雲型では、強力すぎて ディスクフィルターの内部の5μm未満のSUSの糸を切断してしまう可能性がある。洗浄技術は、確立しているので、お客様としっかり打合せをして 洗浄前のフィルターの工程、状況をしっかり教えていただき、且つ 洗浄後の検査方法について 合理性があればよいと思う。
実験は、随時受付中。
塗装剥離と 真・超音波洗浄技術
自動車工場などの塗装工場で使用される塗装治具は、随時、付着塗料を除去する必要がある。塗料剥離は、一般に非常に刺激臭の強い剥離剤を使用し、時には 強アルカリ下で、80℃程度に過熱した剥離液に10分以上浸漬して、その後、水洗して、除去しきれなかった塗膜は、人手等によって除去する。作業者は、防毒マスクをつけているとは言え、作業環境は 非常に厳しい。
真超音波洗浄技術は、剥離液の中に強力な超音波を照射し、バリ取りに近い直径5~7mmφの球状星雲型キャビティ(微小真空核群)を無数に発生させて、剥離剤の性能を補助し、塗膜を引きはがす。より早く、より緻密に除去する事が可能である。
ブルー・スター R&Dは 培ってきた超音波エッチング技術を 塗装剥離にも応用していく。