超音波バリ取り・超音波洗浄は理論と実績の株式会社ブルー・スターR&D

 泡が、キャビティ？悪い冗談！　

目に見える超音波で発生する泡は、単なる空気の塊。キャビティ（微小真空核群）とは関係ない！
泡が見えたら超音波が消えている！これが、真実。超音波洗浄技術を正しく理解しましょう。
真・超音波洗浄技術で、強力洗浄、微小バリ取り、洗浄乾燥を品質管理にお役立て下さい。

概要　

溶剤を使った超音波バリ取り洗浄乾燥装置です。超音波バリ取り洗浄⇒蒸気洗浄⇒自熱乾燥を自動で行う、ワンサイクル自動超音波バリ取り洗浄乾燥装置です。
バリ取りと同時に、脱脂洗浄、切粉除去ももちろん同時に行い、フィルターで濾過します。溶剤系ですからもちろん蒸気槽で、基本的な蒸留再生を行い、油の濃縮液は自動検知して廃液処理をします。どうしても水、水系の洗浄剤を使うことが出来ないお客様、または、鉱物油が多く、脱脂洗浄も同時に行い、切粉はもちろん、微小バリも除去したいお客様は、このワンサイクル自動超音波バリ取り洗浄乾燥装置の採用をご検討下さい。
超音波洗浄は、長い間誤解されて使われてきました。本当の能力をほとんど発揮されて来ませんでした。
真・超音波洗浄技術は、本当の超音波洗浄の能力を開放します。

 型式　CERES－DBS-L/LL

左の写真は、溶剤HFC-365ｍｆｃを使った自動超音波バリ取り洗浄乾燥装置CERES-DBS-Lです。　　　　　　水平の開閉扉を押して開き、バリ取り洗浄物を入れて、再び、水平フタを閉めます。 自動のPBSWを押すと、カゴが自動で下降して、最下端まで行くと強力超音波が、発振、超音波バリ取り洗浄の開始です。危険防止のため、しっかり閉めないと、自動起動はしません。 上下遥動しながらタッチパネルで設定した時間、超音波バリ取り洗浄をします。 超音波バリ取り洗浄は、溶剤の中から空気を除去、球状星雲型キャビティ（微小真空核群）が、無数に発生、その正負の衝撃力で、強力洗浄、微小バリ除去を　行います。 脱脂、切子粉除去は、問題では、ありません。超音波洗浄時間が　終わると自動的にカゴが上昇し、蒸気洗浄位置で、停止します。ここで、溶剤の蒸気で、対象物を仕上げ洗浄します。これが、蒸気洗浄です。 蒸気洗浄後、再びカゴが上昇し、周りが　冷却管で覆われている乾燥域で停止します。自熱乾燥位置です。 ここで、溶剤を完全に蒸発させ、乾燥させます。溶剤の蒸気は重いので、下降し、冷却管等で、凝縮回収されます。 自熱乾燥後　カゴが　静かに上昇、上端の取り出し位置に戻ってきます。これで、ワンサイクル終了です。 ブザーが鳴りますので、フタを移動して、カゴを取り出して下さい。 この方法で、小型で、精密な洗浄、バリ取り、乾燥が可能です。

実際の動画
非常に安全な小型のワンサイクル・自動超音波バリ取り洗浄・乾燥装置　CERES－DBSシリーズです。

 アルミホイルでの実験

アルミ箔エロージョン試験とは、アルミ箔を超音波槽に縦、又は、水平に入れて、一定時間超音波を照射し、その破れ方から、超音波洗浄槽の性能、特徴を把握しようとする方法で、古くから利用されています。
大変わかりやすい方法ですが、アルミ箔が微粉化して槽内を汚すので、行う時期など注意が必要です。
キャビティーの分布、密度などの大まかでわかりやすい診断が出来ます。

一般・超音波洗浄　４０秒 アルミ箔・縦置き	真・超音波洗浄　４０秒 アルミ箔・縦置き	真・超音波洗浄　４０秒 アルミ箔・水平置き
全く、アルミ箔に変化はありません。 空気の泡が無数に発生しただけです。 これは、超音波洗浄ではなく、超音波バブリング、単なる高価なガスエアレーション！ このような超音波の使い方は、早くやめたいものです。	わずか４０秒で微小孔が無数に開き、且つアルミ箔が一様により薄くなっていることがわかります。 これは、振動板位置から、液面まで、無数のキャビティーが、一様に発生していることを証明するものです。 最高のキャビティーション分布が、保証されています。	これは、超音波で発生するキャビティの水平方向の観察のために行うものです。 真・超音波洗浄技術を利用すると、ほぼ全域に無数の強力なキャビティが発生していることがわかります。 また縦置き以上に、アルミ箔が全域で薄くなり、あと２０秒程度で、一斉にばらばらになり、微粉化して消滅することがわかります。 これは、素晴らしい強力超音波洗浄、微小バリ取りが出来ることを　証明しています。

　　お客様へ

お客様も一度　アルミ箔エロージョンテストで　自社の超音波洗浄の性能を　ご確認下さい。

やり方について　お聞きになりたい方は、当社に　メールで　お問い合わせ下さい。