ロケットエンジン・金属3D成型ノズル・内部微細冷却管内残留微粉の除去
(株)ブルースターR&Dは、アルミ鋳造部品の超音波鋳砂除去装置を 開発し、納入してきた。 また、エンジンヘッド、エンジンブロック、トランスミッション等のアルミダイカスト製品の機械加工後に発生するバリを除去する、超音波バリ取り装置も標準化して 販売してきた。それらは、真空前処理型の超音波バリ取り装置、超音波鋳砂除去装置MARS シリーズとして、標準化されて 国内外で販売している。
近年 金属3D向けの内部冷却微細管内の残留微粉、熱交換器、交差流路内の残留微粉などの 除去依頼が増加しているため MARSシリーズを改良し、金属3D向けの内部金属粉除去・専用機PERION-AMシリーズとして発売を開始した。
AMの内部細管の形状は、様々だが 部分的だが、1mm以下の部分も登場し、且つ、正確な流路/内部細管について秘密が多く、当社では把握できないことが多い。一部、航空機エンジン回りでは、AI設計も多く、人間の設計者が、内部、細管の分布を理解できないレベルまで、複雑化している。いずれにしても、内部に、残された、金属粉を除去しなくては、製品にならない。エアーブローや、高圧水では、除去できるレベルではない。そのため、当社が 長年、培ってきた、超音波凍砂除去技術、超音波バリ取り技術を結集して、内部細管の残留金属粉を除去する。
金属3D内部に 効率的に超音波透過させて、細管内部に 超音波によるキャビティ(微小真空核群)を 発生させる必要がある。そのため、照射角度など、照射方法には、多少の試行錯誤も伴う。
ロケットエンジンの燃焼部のノズルについて、金属3D製造で、小型化、軽量化を進める場合、当然、内部に冷媒を通す冷却管が複雑に構成される。それ故、残留金属微粉の除去は、必須の条件である。
当社は、金属3D成型ロケットエンジン・ノズル/内部微細冷却管内残留微粉の超音波除去も得意としている。F1時代からの技術と経験の積み重ねの結果である。
随時、実験を受付しているので、別途 お問い合わせください。
by shibano