積層セラミックコンデンサーMLCC の バリ取り洗浄
MLCC 積層セラミックコンデンサのチップ加工工程において、誘電体シートに内部電極ペーストを塗布した後、それを積み重ね、積み重ねたものに圧力をかけて、圧着し一体成型する。次に積み重ねた誘電体のブロックを1.0mm×0.5mmや1.6mm×0.8mmなどのチップサイズにカットし、カットしたチップを1000度~1300度くらいの温度で焼結する。
焼結前に1.0mm×0.5mmや1.6mm×0.8mmなどのチップを5~10万個を 六角回転かごに入れて 超音波バレル研磨装置にかける。
手動機;PERION-DBRシリーズは、バリ取り、(研磨)、洗浄を行う。自動機;VEGA-DBRシリーズは、入り口コンベアーにカゴをセットすると自動で、バリ取り、(研磨)、洗浄、乾燥を行い出口コンベアーに 出てくる。 完全自動が指定の場合は、六角回転カゴから 5~10万個のチップの出し入れも自動で行い、完全な無人化を実現する。洗浄レベルは、最高度の精密洗浄が可能である。
(2024.05.29)