超音波振動板 再生技術の確立へ
当社の超音波振動板は、基本的に 洗浄用も バリ取り用も 振動板表面に エロージョンが起きて使えなくなるという事は、ほとんど起きない。超音波振動板表面と 反射面である液面、或いは 振動板側面取り付けまでの、対抗槽側面までの距離が適正に管理されており、キャビティーが 振動板表面を走る事はないので、エロージョンが発生しない。
しかし、逆に振動素子の寿命が来たり、予期しない超音波集中が出たりして超音波振動素子が 破壊されることがある。そのような場合、破壊された振動素子のみを 交換することが出来れば、お客様の負担を大幅に軽減できる。
当社は、現在、バリ取り振動板の 一部素子の交換、再生技術の開発を続けており、6月初めには 交換再生実証機の試運転も開始される。ご期待ください。
(2019.05.31)