リードフレームの連続 超音波バリ取り洗浄
リードフレームのバリ取りを ドラム~ドラムで 連続的に行うことが出来る超音波バリ取り洗浄技術を完成した。リードフレームを 1連~5連、ドラム~ドラムで、超音波のキャビティーを集中させることにより、バリ取り、洗浄、乾燥させることのできる技術が 完成。装置は、従来のフープ材の超音波バリ取り装置を改良したもので、25KHz~275KHzの従来のキャビティ(微小真空核群)の直径6~7mmを 基本周波を20KHzまで下げる事により、直径10mmのキャビティーを発生させることに成功したためである。このことにより キャビティーの正と負の衝撃波が 約3倍になり、フープ材のバリ取り速度が 実用レベルになったことが原因である。
さらに モールド後のバリ取りも 可能になっている。ドラムの配置の関係で 3連が 今のところ 適正かと思う。モールド後のリードフレームを 幅30mm間隔位に並べて 超音波槽を通過させる。液体は、水。その間に モールドバリ、へばりついたバリが超音波により 除去されていく。除去されたプラスチック片は、フィルターで回収される。リンス、エアーブローをして ドラムに巻き取られる。
実験も受け付けている。
(2017.11.04)