六角カゴ 回転バリ取り洗浄装置について
当社には、非常に多くの微細精密加工品が持ち込まれる。従来は、大部分、平カゴにサンプルを広げ、重なることをできるだけ防いで、超音波バリ取り洗浄を行ってきた。しかし、処理数量が大きくなると、どうしても、2段、3段加工品を重ねて、超音波バリ取りを せざるを得なくなる。そうすると、下段と上段で品質にムラが出てしまう。
それでも、回転かごを使用しなかったのは、かえって、超音波が 当たりにくいと考えていたからである。ただ、最近の実験で、対象物、大きさによっては、回転かごを使ったバリ取りにおいて 非常に良い効果が確認されてきており、回転かごのバリ取り効果、併せて、乾燥効果も見直す必要があると考えている。
従来の重なるが故に品質が安定せず、導入をためらってきたお客様に、回転かごの利用をぜひ、進めたいと思う。
(2016.02.19)