フィルム製造用ディスク フィルター、キャンドル(プリーツ)フィルターの精密洗浄について
液晶画面の保護などに使用されるフィルムは 製造工程で 多数のSUS製の精密フィルターを使用する。形状の多くは デスク状(DISC Filter)をしており、用途に応じて 細長いプリーツ状のキャンドル・フィルター(Candle Filter)も使用されている。フィルターの目詰まり時、あるいは 工程を 帰る場合にフィルターを取り出し、高温で焼いて、フィルム材を灰化してから 水で 超音波洗浄をする。私は、このフィルター洗浄機の特許を20年前に取得、装置を製造、お客様に供給してきた。工程は 真空前処理をして、超音波をかけながら、回転揺動、正洗、逆洗を 全て 自動で行うもので、絶対的自信を持った超音波洗浄システムの一つである。最近のディスクフィルターの微細線化に対応して で椅子区の種類により、超音波の周波数も 液深さも自動的に変えるデスクフィルター洗浄装置も 納入している。キャンドルフィルターも 5本程度 同時にチャックして、真空前処理をして、超音波をかけながら、回転揺動、正洗、逆洗を 全て 自動で行う。特許は 17年で切れたが、超音波技術は、この間 大きく進化しており、ロボットシリンダーなどの登場により、より精密な動きを低コストで 出来るようになった。以前は 請負洗浄も行ってきた。課題をお持ちのお客様は、ぜひ、当社技術と他社との洗浄結果を比較検討していただきたい。
(2013.11.21)